高齢化に伴い介護福祉士という言葉をよく耳にしたり目にしたりするようになりました。あなたのまわりでも介護福祉士の資格を持っている人や、いま勉強中と言う人もきっといるでしょう。お年寄りが生きやすい世の中にしたい、お年寄りの体や心の支えになりたい、そういった気持ちから介護福祉士を目指す人もいるでしょう。また自分の両親の将来を考えて介護福祉士になる人もいるでしょう。介護福祉士や介護関係の仕事はあまり目立つしごとではありませんが、とても重要な仕事です。しかし、気持ちだけではなかなか続けられないのが介護の仕事。精神力と体力のバランスがとれていなければ続けていくことがとても難しいのが介護の仕事です。きれいごとだけではとても続けていくことができない仕事です。
介護福祉士の仕事
では、「介護福祉士ってどんな職業?」と聞かれたらなんと答えますか?きっと、福祉関係の仕事とか老人ホームで働く人、介護の仕事といった風な答えが返ってくるでしょう。言葉では何となくはわかっているけれど、実際はどんな仕事かはっきりとはわかっていないという人は多いのではないでしょうか。
介護福祉士は身体的、あるいは精神的に障害がある方の日常生活の行動、例えば、入浴や食事、排泄などの介護や、家族などの介護者に指導やアドバイスを行います。社会福祉士がソーシャルワーカーとも呼ばれるように、介護福祉士もケアワーカーとも呼ばれています。介護福祉士の仕事は常に人間を相手にするものです。そのため介護福祉士には介護の技術はもちろんですが、人間性がとても大切になってきます。多くの介護福祉士の学校では介護のスペシャリストを目指し、その人間性についてしっかりと学べるようなカリキュラムになっています。 また、介護福祉士の仕事はかなりの体力勝負でが、力任せではいけません。お年よりは足腰が弱く骨も折れやすいので、慎重に接しなければいけません。体力だけでなく繊細さや明るさなどさまざまなことが必要とされるのが介護福祉士なのです。
介護福祉士になるきっかけとしてまずあげられるもの、それはボランティアです。ボランティアで訪れた 老人ホームでおじいいちゃんやおばあちゃんが涙を流して喜んでくれたり、まただんだんと心を開いてく れたり、助けていると思っていた実は自分が助けられていたり。心の繋がりがそれぞれのきっかけのようです。 しかし、介護福祉士の世界は想像以上に厳しいものです。人の役に立ちたいという気持ちだけでは続けていくことはできない大変な仕事です。介護の現場を知らない人はお年寄りとニコニコしながら話をしていればいいというイメージもあるのではないでしょうか?しかし実際に排泄介助にたちあってみるとそ のイメージはまた少し違ったものになるでしょう。
介護福祉士の魅力
介護福祉士の仕事に実際に就いて、あまりの辛さや理想とのギャップで辞めていく人もたくさんいます。それは介護福祉士がとても大変な仕事だからです。ではどうしてそれでも続けている人がいるのか?それは感謝されること喜んでもらうことへのこだわりを越えたところにある心の触れ合いがその仕事の辛さを癒してくれるからのようです。
介護福祉士は大変だなと漠然と感じている人も多いのではないでしょうか?しかし、介護福祉は今や人ごとではありません。これから老人人口が増えていく日本にとって、身近な家族の介護が必要になることもあるでしょう。介護はひとりひとりが考えていかなくてはいけない問題になっています。 介護は老人ホームや養護施設だけでなく、在宅介護、デイケアなどさまざまな方向へと広がっています。介護福祉士はその介護の世界を引っ張っていく重要な役割を担っています。これから介護福祉士を目指す人も、そして今国家試験に向けて頑張っている人も、是非肉体的な強さと精神的な優しさをもった介護福祉士となってください。これから介護はどんどん広められなければ行けない時代になっています。是非これからの日本のために介護福祉士の職を確立させてください。